新しくHeidiを使い始めた方からよくいただく質問のひとつが、「Heidiの文体をもっと自分らしくするにはどうすればいいですか?」というものです。 Heidiには、まさにそのための機能がいくつか用意されています。しかも、使えば使うほど精度が上がっていきます。
「医療記録AI支援」の設定
生成される記録原稿の仕上がりをすばやく調整するには、「医療記録AI支援」の設定を使うのが一番です。これらの設定はいつでも変更でき、記録原稿は数秒で再生成されるため、違いをすぐに確認できます。
「医療記録AI支援」の種類
診察の複雑さに応じて、2つのモードから選択できます。
「スピード重視」:高速で、すばやく生成できます。多くの診察で標準的に使いやすいモードです。
「正確性重視」:生成に数秒長くかかりますが、ニュアンスや細かな内容をより丁寧に拾います。メンタルヘルスの診察、新しい診断、複数人での会話、重要な併存疾患がある患者など、複雑な診察での使用に適しています。
詳細度
ご自身の書き方に合った詳細度を選択します。
「簡潔」:重要な内容に絞った簡潔な記録原稿を作成します。救急医療など、スピードが求められる環境に適しています。
「標準」:簡潔さと網羅性のバランスを取った設定です。多くの医療従事者にとって、使い始めやすい設定です。
「詳細」:診察内容を十分に反映した、全文形式の記録原稿を作成します。
「非常に詳細」:患者の発言引用も自動で含めます。メンタルヘルスの診察や、複雑な終末期ケアの話し合いで特に役立ちます。
各詳細度の中でも、生成される内容の詳しさをさらに上下に調整して、仕上がりを微調整できます。
💡 ヒント:最適な設定を見つけるには、少し試行錯誤が必要です。診察の種類によって、合う設定が変わることもあります。診察ごとに設定を試しながら、使いやすい形を見つけてみてください。
文体の設定
ご自身の書き方に合わせて、オン/オフを切り替えられます。
箇条書き
患者の発言引用
略語
カスタムルール:検索と置換、定型文
検索と置換
よく使う用語を登録しておくことで、Heidiが一貫してご自身の好みの表現を使えるようにします。これは臨床現場で略語を使う時に特に役立ちます。特定の用語をいつも決まった形で略したい場合は、ここでルール化しておくと、Heidiが自動で適用します。
「設定」、「カスタムルール」、「検索と置換」の順に開いて設定できます。
定型文
「定型文」は、マクロのようなものです。悪化時の対応、時間外の連絡先、特定の疾患に関するリソースなど、よく使うフレーズがある場合は、「定型文」として保存できます。毎回音声入力したり手入力したりしなくても、簡単なキーボードショートカットで、どの記録原稿にも挿入できます。
「設定」、「カスタムルール」、「定型文」の順に開いて設定できます。
テンプレート
記録原稿や紹介状などの文書の構成・書式を一貫して管理したい場合は、「テンプレート」を使います。すべてを逐語的に音声入力しなくても、よく作り込まれた「テンプレート」があれば、毎回適切な構成を自動で整えられます。
そこまで仕上げるには「テンプレート作成画面」で少し試行錯誤が必要ですが、一度テンプレートが整えば、Heidiが生成したとは感じないほど、ご自身の文体や書式に近い記録原稿を作成できるようになります。
💡 テンプレートの作成と調整について詳しくは、テンプレートアカデミーをご覧ください。
これらの機能を組み合わせて使う
「医療記録AI支援」の設定では、すぐに仕上がりを調整できます。「カスタムルール」と「定型文」は、繰り返し使う表現や診療現場ごとの言い回しに対応します。「テンプレート」は、構成と書式を安定させます。
この4つの機能を組み合わせることで、Heidiの生成内容をより理想の文体に近づけられます。使い続けるほど、手作業で編集する量も少なくなっていきます。


